形の違いを観察するための模型です。波の大きさに実際の単位はなく、風や海況を計算するシミュレーションではありません。
風が海面に働きかけて、波が育つ
海面に風が吹くと、その力が水に伝わって波が生まれます。その場の風によって生まれ、発達する波を風浪といいます。実際の海には、形や大きさが違う波が重なっています。
図は、違いを観察しやすいように一つの規則的な波にしています。操作して波を大きくすると、山と谷の高さの差がどう変わるか見てみましょう。
波高・波長・周期は、それぞれ違う
波高は、波の山から谷までの高さの差です。波長は、ある山から次の山までの距離。周期は、一つの場所を波の山が通ってから、次の山が来るまでの時間です。
「高い波」と「間隔の長い波」は、違う特徴を表しています。この図では波高だけを変え、波長を同じにして比較できます。
遠くから届く「うねり」もある
波が発生した場所を離れて伝わったり、風が弱まったあとに残ったりした波を、うねりといいます。遠くの台風などによる波が届くこともあります。
うねりは浅い海岸に近づくと高くなる場合があります。その場の天気がよいことや、風が弱いことだけで、海辺が安全だとは判断できません。海へ行くときは最新の気象情報を確認します。
LET’S THINK
ちょっと、考えてみよう。
図の波を大きくしたとき、波高と波長のうち、変わったのはどちらでしょう。
考えるヒント・解説を見る
この図では波高が変わり、波長は変わりません。図の山から次の山までの距離を比べると確かめられます。実際の海では複数の特徴が同時に変化します。
教室やおうちで広げるなら
紙に波の断面を描いて、「高さ」「距離」「時間」の違いを言葉で説明します。図で示せる波高・波長と、時間の観察が必要な周期を分けて考えましょう。
出典・参考資料
以下の資料を参考に、文章と模式図を独自に構成しています。資料の掲載元による監修・推薦を意味するものではありません。
- 気象庁|波浪の知識 ↗波高・波長・周期、風浪とうねり、浅い場所での変化
初版:2026-09-20 / 更新:2026-09-20 / 資料確認:2026-09-20 / 編集方針と更新について