専門家による確認は未実施です。現地の判断には、最新の公式情報と管理者の指示を優先してください。
流れの方向を説明する模式図です。実際の流れは波や地形などによって変わり、この図や海の見た目だけで安全を判断できません。
離岸流は、岸から沖へ向かう流れ
波が岸に向かって砕けると、水が岸近くへ運ばれます。その水が一部に集まり、沖へ戻る強い流れになることがあります。これが離岸流です。
図では、岸へ向かう流れを青緑、沖へ向かう流れを茶色の矢印で表しました。波の進む向きと水の流れの向きが、同じとは限らないことに注目しましょう。
「静かに見える」だけでは、わからない
周りでは白い波が砕けていても、その間にある離岸流の場所では波が砕けにくく、穏やかに見える場合があります。また、海岸の構造物の近くに流れができることもあります。
位置や強さは変化します。見分け方を知ったことを、安全な場所を自分だけで選べるという意味にしないことが大切です。
海に入る前に、現地の情報を確認する
海水浴場の開設期間と時間、遊泳区域、監視員の配置を確認します。到着したら旗や掲示、現地のライフセーバー・管理者の指示に従いましょう。
もし沖へ流されたら、流れに逆らって岸へ戻ろうと泳ぎ続けないことが基本です。海上保安庁は、落ち着いて岸と平行に泳いで流れを抜ける方法や、無理に泳がず楽な姿勢で浮いて救助を待つ方法を紹介しています。自分の泳力・体力や周囲の状況で取れる行動は異なります。下の公式資料も確認してください。
LET’S THINK
ちょっと、考えてみよう。
波があまり砕けていない場所を見つけました。それだけで「ここなら安全」と決められるでしょうか。
考えるヒント・解説を見る
決められません。波が砕けにくい場所に離岸流がある場合もあり、流れは見えにくく変化します。海水浴場の情報と現地の管理者の指示を確認することが大切です。
教室やおうちで広げるなら
矢印を隠した図から、見ただけではわからない情報を話し合います。その後に矢印を表示し、「観察できること」と「確認が必要なこと」を分けて書いてみましょう。
出典・参考資料
以下の資料を参考に、文章と模式図を独自に構成しています。資料の掲載元による監修・推薦を意味するものではありません。
- 海上保安庁|海で遊ぶ時の注意 ↗離岸流の特徴、流されたときの基本、海水浴場の選び方
- 日本ライフセービング協会|離岸流に気をつけよう ↗発生のしくみ、見た目と流れの違い、変化する条件
初版:2026-09-20 / 更新:2026-09-20 / 資料確認:2026-09-20 / 編集方針と更新について